鍵盤/音源の設定をする
タッチレスポンスや音律のタイプなど、鍵盤や音源を設定します。
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1.「鍵盤/音源」ボタンをタップする
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2.それぞれの項目を設定する
- ①
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タッチレスポンス
アコースティックピアノのように、鍵盤を押す強さ(速さ)により音量や音質を変化させる機能です。
- ②
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デュエット
鍵盤の中央から右側と左側で同じ音域を設定する機能です。オン/オフで機能を切り替えます。「パン」を選ぶと、デュエット機能がオンになり、かつ左側の鍵盤音は左側のスピーカーから、右側の鍵盤音は右側のスピーカーから出る設定になります。
- 別売の3本ペダル(SP-34)をお使いの場合、中央のペダルは左右共通で使用できます。また、右側鍵盤用のペダルのみ、ハーフペダルに対応します。
- 付属のSP-3をお使いの場合、左右共用ダンパーペダルにするには、DAMPER PEDAL端子またはEXPRESSION/ASSIGNABLE端子に接続します。このペダルは、選んだペダル効果の種類にかかわらず、ダンパーペダルとして動作します。ハーフペダルには対応しません。
- ③
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デュエット:オクターブシフト
右側鍵盤と左側鍵盤のそれぞれにオクターブシフトを設定する機能です。
- ④
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音律のタイプ
鍵盤の音律を設定します。民族音楽などを演奏するときに便利な機能です。以下の17種類の音律の中から選べます。
0:平均律(Equal)
1:純正律長調(Pure Major)
2:純正律短調(Pure Minor)
3:ピタゴラス音律(Pythagorean)
4:キルンベルガー第III法(Kirnberger 3)
5:ヴェルクマイスター第1技法第3法(Werckmeister)
6:ミーントーン(Mean-Tone)
7:ラスト(Rast)
8:バヤティ(Bayati)
9:ヒジャーズ(Hijaz)
10:サバ(Saba)
11:ダシュティ(Dashti)
12:チャハルガー(Chahargah)
13:セガー(Segah)
14:グジャリ・トーディ(Gurjari Todi)
15:チャンドラコウンス(Chandrakauns)
16:チャルケシ(Charukeshi) - ⑤
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音律のルート
音律のルート(ベースノート)を設定します。「+」をタップすると次の基音、「-」をタップすると前の基音に戻ります。
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トランスポーズ
鍵盤全体の調を、半音単位で上下させることができます。
「+」をタップすると高く、「-」をタップすると低くなります。
- ⑦
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チューニング(Hz)
全体のピッチを、A4=440Hzから0.1Hz単位で上下させることができます。
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鍵盤音の音量
鍵盤音の音量を設定します。
「+」をタップすると大きく、「-」をタップすると小さくなります。
ストレッチチューニング(PX-S1100/PX-S3100)
アコースティックピアノ特有の調律方法を設定する機能です。ONにすると、通常の平均律より低音側は低く、高音側は高くチューニングされます。