アコースティックピアノの音の特徴を調整する
アコースティックピアノの音の特徴を調整できます。
-
1.「アコースティックシミュレーター」ボタンをタップする
-
2.以下の各項目を設定する
- ①
-
ストリングレゾナンス
アコースティックピアノを弾くと、弾いた鍵盤の倍音となる弦が共鳴します。この共鳴の具合を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:ストリングレゾナンスを無効にします。
1~10:数値が大きいほど、ストリングレゾナンスによる共鳴が強くなります。 - ②
-
ダンパーレゾナンス
アコースティックピアノでダンパーペダルを踏んだとき、88鍵盤の弦がすべて開放されるため、弾いた鍵盤の倍音となる弦がすべて共鳴します。その共鳴の具合を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:ダンパーレゾナンスを無効にします。
1~10:数値が大きいほど、ダンパーレゾナンスによる共鳴が強くなります。 - ③
-
オープンストリングレゾナンス(AP-750)
アコースティックピアノの高音域にはダンパーが無く、常に開放弦(オープンストリング)になっているため、特有の共鳴をします。この共鳴の具合を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:オープンストリングレゾナンスを無効にします。
1~10:数値が大きいほど、オープンストリングレゾナンスによる共鳴が強くなります。 - ④
-
アリコートレゾナンス(AP-750)
アリコートとは、アコースティックピアノに採用されることがある、中高音域の弦の一部を利用した共鳴部のことです。デュープレックススケール(Duplex Scale)と呼ぶ場合もあります。この共鳴の量を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:アリコートレゾナンスを無効にします。
1~10:数値が大きいほど、アリコートレゾナンスによる共鳴が強くなります。 - ⑤
-
ダンパーノイズ
アコースティックピアノでダンパーペダルを踏むと、ダンパーがピアノ線から離れるときに小さく「シャーン」というノイズが出ます。このノイズの音量を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:ダンパーノイズを鳴らしません。
1~10:数値が大きいほど、ノイズの音量が大きくなります。 - ⑥
-
キーオンアクションノイズ
アコースティックピアノで大変弱く鍵盤を弾くと、ハンマーが弦に届かずにピアノの機構的な動作音(ノイズ)だけが聴こえます。このノイズの音量を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:キーオンアクションノイズを鳴らしません。
1~10:数値が大きいほど、ノイズの音量が大きくなります。 - ⑦
-
キーオフアクションノイズ
アコースティックピアノの鍵盤から指を離したとき、ピアノの機構的な動作音(ノイズ)が発生します。このノイズの音量を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:キーオフアクションノイズを鳴らしません。
1~10:数値が大きいほど、ノイズの音量が大きくなります。 - ⑧
-
ペダルアクションノイズ(AP-750)
アコースティックピアノのペダルを操作すると、ピアノの機構的な動作音(ノイズ)が発生します。このノイズの音量を選ぶことができます。
トーン:音色ごとの初期設定にします。
オフ:ペダルアクションノイズを鳴らしません。
1~10:数値が大きいほど、ノイズの音量が大きくなります。
- ⑨
-
リッドシミュレーター(AP-550/AP-750)
グランドピアノの天板の開き具合による音の鳴り方の違いを調整します。
トーン:音色ごとの初期設定にします。クローズ、セミ、フル、リムーブから選びます。