グローバルデザインアワードでの受賞作紹介

グローバルデザインアワードでの
受賞作紹介

2023年度の受賞作

2019年度の受賞作

カシオデザインのキャリア採用

転職の実態

Good Design

iF Design

耐衝撃ウオッチ
“G-SHOCK”「DW-H5600」

“G-SHOCK”初号機のフォルムを受け継ぎながら、スポーツシーンで便利な心拍計測機能を搭載した耐衝撃ウオッチです。心拍計測が可能な光学式センサーに加え、加速度センサーを備えることで心拍数や距離、消費カロリーなどを計測できるほか、視認性の高い高精細MIP液晶を採用しています。

評価コメント

カシオ計算機ならではの技術を持ってデジタルクオーツ時計を永きに渡り追求した、独創的なデザインが高く評価された。40年間にわたり一つのプロダクトの形状を愛情と尊敬を持って発展・進化させ続けている姿勢が何より素晴らしい。八角形状のベゼルはG-SHOCKならではのデザインとして認められ、100年続けば「工業伝統工芸品」という新たな道を築く可能性がある。サイクルの早いデジタル産業の中で普遍性を探求し、時代を超えて生き続ける持続可能を目指したデザインである。

デザイナーのコメント

タフでどこへでも着けていける安心感と馴染み深いデザインとサイズ感、なおかつ健康管理ができるようになった新しいG-SHOCK 5600シリーズ。時代に合わせG-SHOCKのオリジナルデザインとして40年間進化を続けてきました。本モデルにおいてはモデルサイクルの短い健康管理のできるウェアラブル端末の業界において不変のオリジナルデザイン、廃れないデザインである点が価値だと考えてます。1つのプロダクトの形状を発展・進化させ続けてきた「カシオの資産」が評価されたことを大変誇らしく思っております。

デジタルウオッチ CASIO CLASSIC Premium「A1100」／CASIO CLASSIC「A100」

A1100
1970年代後半に発売されたデジタルウオッチ「52QS-14B」を、当時と同じフルメタルケースで復刻したモデルです。ケースやメタル素材のフロントボタンはヘアラインとミラーで丁寧に磨き分けることで上質に仕上げています。また、表面をフラットに仕上げた多列タイプのバンドを採用し、レトロなデザインと腕への着け心地を両立しました。

A100
1978年に発売された当社で初めて樹脂ケースを採用したデジタルウオッチ「F-100」をベースに、バンドをメタル化し、ケースにメッキ加工を施したモデルです。フェイスのロゴや機能表記、ボタンのサイドカラーには「F-100」発売当初のオリジナルカラーを再現したほか、フロントボタンが特徴的なデザインです。

評価コメント

1970年代からの、カシオ計算機ならではの技術を持ってデジタルクオーツ時計を開拓し、創造された、独創的なデザインが高く評価された。自社開発の形状を愛情と尊敬を持って、時代に合わせて進化させ続ける取り組みが何より素晴らしい。機械らしいメタリックな佇まいやアイコニックなベゼルのデザインに加え、必要な機能だけを搭載することによって、実用的で使いやすい「時計」の役割を最大限に発揮した美しいデザインである。

デザイナーのコメント

CASIO VINTAGEのデザイン開発は、実際に70~80年代の開発に携わっていた経験豊かな先輩方と、20~30代の若手がプロジェクトチームを組んで進めます。この世代を横断した活動と生み出したデザインが評価されることはとても喜ばしいです。CASIO VINTAGEでは多様化するライフスタイルにフィットする、性別などの隔てをなくしたデザインを意識し、新しいCMF表現を追求しています。この先も幅広い人々の共感を生み愛着を持って使っていただけることを願っています。

評価コメント

1970年代からの、カシオ計算機ならではの技術を持ってデジタルクオーツ時計を開拓し、創造された、独創的なデザインが高く評価された。自社開発の形状を愛情と尊敬を持って、時代に合わせて進化させ続ける取り組みが何より素晴らしい。機械らしいメタリックな佇まいやアイコニックなベゼルのデザインに加え、必要な機能だけを搭載することによって、実用的で使いやすい「時計」の役割を最大限に発揮した美しいデザインである。

デザイナーのコメント

CASIO VINTAGEのデザイン開発は、実際に70~80年代の開発に携わっていた経験豊かな先輩方と、20~30代の若手がプロジェクトチームを組んで進めます。この世代を横断した活動と生み出したデザインが評価されることはとても喜ばしいです。CASIO VINTAGEでは多様化するライフスタイルにフィットする、性別などの隔てをなくしたデザインを意識し、新しいCMF表現を追求しています。この先も幅広い人々の共感を生み愛着を持って使っていただけることを願っています。

ラベルライター
“NAME LAND Biz ＋”「KL-LE900」

400dpiの高精細ヘッド搭載で細かい文字やロゴが綺麗にはっきりと印刷できるラベルライターです。書類やファイルが置かれたオフィス空間に馴染むようダークグレーのミニマルなデザインを採用しました。また、デスクでの据え置きなど設置性や使用環境にも配慮しています。

評価コメント

オフィスなどの使用環境にも自然と溶け込むファイルのような佇まいの造形で、筐体の分割ラインも各サイズのテープの幅を直感的に認識できる工夫がされている。実際の使用現場での課題に真摯に向き合いながら、ユーザー視点に立って細かな配慮がなされたデザインの集積が感じられる。新旧のカートリッジが使用できる構造として、環境に配慮した新規格テープへの移行を緩やかに促す試みも評価された。

デザイナーのコメント

工場や店舗などのビジネスシーンで使用するラベルは種類や数も多く、ラベル作成は担当者にとって面倒で時間のかかる作業となっています。そんな不満を少しでも解消したいとの思いからデザインを考えていきました。常設してもデスクで邪魔にならないよう配慮したり、ラベルの作成ミスを減らす工夫を盛り込むなど、見落としがちな小さな不満も放置せず、ユーザーに寄り添いデザインを検討しました。審査ではそういった細かな配慮も評価いただき、多くの検討をした甲斐があったと大変嬉しく思います。

可視化された音の流れが、
プレイヤーの感性を刺激する

CASIO独自のHorizontal Bass-Reﬂex System（*1）によって実現した、高音質でありながらコンパクトなボディという
「CT-S1000V」の特徴。

これをデザインで表現するという課題もまた、難関のひとつでした。

そこで着目したのが、パンチングネット部分です。

プレイヤーが調整しながら生み出した音源が、アンプからスピーカーに送られ、音として流れる動きを、造形によって視覚的に再現。

さらに所有欲を刺激するため、パンチングネット越しに配置された大胆なCasiotoneのロゴや、緻密な立体造形にもこだわり、デザインが完成しました。

“Privia”「PX-S7000」

PX-S7000は、自分らしい価値観でピアノを楽しみたい人に向け「In Harmony with Life」をテーマにした商品を提供するピアノブランド「Privia」のフラッグシップモデルであり、現代のライフスタイルと調和するスタイリングと、高い演奏性を実現するテクノロジーにより、自由なスタイルで演奏を楽しむことができる電子ピアノです。

デザイナーのコメント

PX-S7000は、デザインが生み出す体験がキーポイントになっている商品なので、世界3大デザイン賞のひとつとされるiFデザインアワードで、最高賞であるゴールドアワードを受賞できたことは大変喜ばしいです。これからも、音楽が身近にあるライフスタイルを実現するデザイン提案を通じて、より多くの方々にピアノや音楽演奏を楽しんでもらえるように尽力していきたいと思います。

“G-SHOCK”「MRG-B5000」

G-SHOCKの最高峰MR-Gシリーズに、ブランドのオリジンである「DW-5000」のDNAを継承した「MRG-B5000」が誕生。通常一体成形されるベゼルを25ものパーツに細分化。細部まで研磨処理を施し、ミラー処理に適した高硬度材「COBARION®」「DAT55G」を用いることで、耐衝撃性能と高品位外装の両立を実現しました。

G-SHOCKの最高峰MR-Gシリーズに、ブランドのオリジンである「DW-5000」のDNAを継承した「MRG-B5000」が誕生。通常一体成形されるベゼルを25ものパーツに細分化。細部まで研磨処理を施し、ミラー処理に適した高硬度材「COBARION®」「DAT55G」を用いることで、耐衝撃性能と高品位外装の両立を実現しました。

デザイナーのコメント

G-SHOCKの原点であり最⾼峰であるMRG−B5000は、ジャパンカルチャーを牽引してきたGのオリジン「DW-5000」のデザインと様々な⽇本の先端技術、カシオの独⾃技術を集結することで完成しました。G-SHOCKの誕⽣から40年、長年受け継がれてきたGオリジンの究極の姿が、グッドデザイン賞に続き海外でも認められたことが大変喜ばしいです。