速報! GOOD DESIGN AWARD 2026 4件受賞!
「GOOD DESIGN AWARD 2026」において、4件が受賞しました。受賞デザインの詳細をご紹介します。
“CASIO CLASSIC”「AQ-240」
丸みを帯びた八角形フォルムのケースに、アナログとデジタルを組み合わせた時計です。曲線と直線を美しく調和させた外装デザインにより、洗練された印象に仕上げました。ダイアルには光が放射状に広がる旭光仕上げを施し、上品な光沢感を演出しています。
上の世代にはノスタルジーを感じさせつつ、若い世代には新鮮に映るという、時代を超えた見事な刷新プロセスが高く評価された。アナログとデジタルの絶妙なバランスやケースの細やかな造形など、このシリーズで掲げるコンセプトを忠実に体現した意匠が見られる。スマホで時刻を確認できる現代において、腕時計は個性を主張する装身具としての意味合いを増している。その点においても、手に取りやすい価格で高いコストパフォーマンスを備えている点は評価に値する。
“G-SHOCK nano”「DWN-5600」
通常の“G-SHOCK”の約10分の1のサイズながら、耐衝撃構造と20気圧防水を備えた指輪サイズの時計です。“G-SHOCK”初号機の角型フォルムを受け継ぐ「5600」のデザインを、ケースサイズ23.4mm×20mm×7.5mmの小さなサイズに落とし込みました。機能面では、時、分、秒の表示、カレンダー、LEDバックライト、ストップウオッチ、2つの異なる時刻を表示できるデュアルタイムなどを備え、コンパクトでありながら高い実用性を実現しています。
間近で眺めているとスケール感が狂うほど、G-SHOCKが精緻に再現されている。車のプラモデルのように単なる縮小にとどまらず、適度なデフォルメや細やかな表現の調整が施されている点が高く評価された。また、G-SHOCKならではの耐衝撃性や20気圧防水といった本格的な性能を、この小さな指輪型の筐体へ緻密に凝縮させている点は、まさに日本のものづくりの真骨頂と言える。高機能化という正統な進化に加え、ユーモアや遊び心がこれからの日本製品を牽引していく期待を感じさせ、胸が高鳴るようなワクワク感を与えてくれる点も評価に値する。
“DIMENSION SHIFTER”「DN-SE10」
ギターストラップに装着し、直感的な操作で音を変化できる新感覚のエフェクトコントローラーです。従来のフットペダルとは異なり、ストラップの張力とバネの反発力を利用した独自の操作システムにより、本体を伸ばすと“ギュイーン”と音が変化するなど、視覚的にも分かりやすい直感的な操作を実現しています。自由な演奏を妨げない軽量コンパクトな設計や、ストラップへの取り付けもワンタッチ化することで、初めて使う方でもスムーズに演奏を始められます
デジタル技術が音楽表現を広げる一方、ギターのエフェクト操作は長く足元のフットペダルに依存し、演奏者の動きを制約してきた。本製品はストラップの伸縮を検知し、ネックを動かす自然な身体動作そのものをギター音の変化へ変換することで、演奏と操作を一体化した点が極めて独創的である。無線通信と堅牢性を両立した樹脂構造も秀逸であり、「身体で音を操る」という新たな演奏
インターフェースを提示し、楽器・身体・デジタル技術の関係を拡張する可能性を持つデザインである。
サンプラー「SXC-1」
特別な音楽知識や経験がなくても手軽に楽曲制作や演奏が楽しめるサンプラーです。手のひらサイズのコンパクトな本体に、1ショットやループ、効果音など208種類の音源を内蔵し、本格的な16個のパッドを搭載しました。迷わず使えるシンプルなレイアウトで、リズムに合わせて思いのままにパッドを叩くだけで、自然に音楽が奏でられるように設計されています。
ガジェットとしての楽しさとプリミティブな造形が高い次元で融合した、極めて現代的なミュージックサンプラーである。プリミティブな押出し形状の本体は、ゲーム的な使用感とモバイルでの録音体験をうまく共存させつつもモビリティとユーザビリティに優れ、理にかなっている。象徴的デザインアイコンとして機能するインターフェースは、最小限のデザイン要素で構成されているにも関わらず、コントラストの利いた色や質感、ゲーム的ライティングやミニマルなテキスト処理により、初心者から様々なクリエイターまで魅了するに違いない。